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400年の土佐打刃物の伝統技法を受け継ぎ、鍛造にいそしむ和包丁専門工房「迫田刃物(さこだはもの)」は土佐は須崎の地で初代迫田春義が昭和48年創業いたしました。
土佐打刃物の特徴は自由鍛造、どんな刃物でも叩いて造る。近年、鍛造といっても利器材(鋼と地鉄が合わさった材料)を使うのが主流の中、迫田刃物は昔ながらの鉄と鋼を合わせる鍛造技法にこだわりをもっており、片刃についてはすべて自家鍛造を行っています。(両刃の和包丁は高質の利器材を使用しています)
独自に高めてきた鍛造技法は、鋼の質を損なわずより高い品質の刃物を造るため、火造り(原型作成)、焼入れ、焼き戻し等の温度管理を徹底、常により良い製品造りを目指しています。
鍛造技法が優れていても砥ぎが不充分では本当に良い刃物はできません。そのため、二代目迫田剛(つよし)は20年以上に渡って断続的に複数の日本有数の鍛冶師・砥ぎ師に師事し、仕上げについても完成度を高めてきました。そして日本独自の刃物文化である「砥ぎ」を通して、道具を大切にする心をもう一度認識していただくため、砥石での研ぎ方、手入れの仕方を広めていく努力をしています。
また、せっかく造った刃物が流通過程において他の量産品と同じ扱いで販売されることを避けるため、販売方法も充分に説明ができる直販方式と製品を理解していただける直販店のみで行っています。
なお、迫田刃物の製品は永久保証。迫田刃物が続く限り、自身の手で砥ぎ直しをさせていただくことをお約束します。
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